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2008/01/30

「ガソリン国会」っていうのでしょうか?


正直言って国会を見ていても、TVの政治家の話を聞いていても何を話し合っているのか分からない。
とにかく互いに理解しないように論点をずらしてとぼけているようにしか見えない。

きっと彼らは相手を理解することは、相手に利するだけだと思っているのだろう。

相手が自分の土俵に乗らない事を「相手は議論しようとしていない」と言いながら、自分が相手の土俵に乗ろうなどとはこれっぽっちも考えていない。

相手の土俵に乗らないまでも、自分も相手もそれぞれの土俵から離れようとはしない。
離れた途端に相手の土俵に引きずられると「疑っている」から。
「不信」もここまでくるとにっちもさっちもいかなくなる。
(ふと以前書いた「できてもしないこと」の影響はこんな風に出るんだろうなと思ったりもする。)

これだけ政治的妥協が下手だと、これが外交で、他国と対立があって、日本が軍事力を持った国だったとしたらいずれが政権の座にあっても「戦争回避」なんて夢のまた夢に思えてくる。


ただ、確かに双方ともに困ったことだとは思うけど、それでも日本のためにも、自民党自身のためにも、政権交代したほうがいいと思う。
とはいっても、民主党が優れているからじゃない。
官僚とのしがらみや利権を断ち切りたくてもできないようだから、別の誰かに一旦断ち切ってもらい、再起を期したほうがいいと思うからなんだけ。
高度成長期に染み付いた無駄を許容する体質を改善してスリムになったほうがいい。


私個人の本音を言えば、別に他の税金との兼ね合いがバランスが取れていて、透明性が高く、運用に無駄が無ければ「道路特定財源」でも「一般財源」だろうとかまわない。、無くすにしても急に無くすよりも徐々になくして行くほうがいいとは思う。(過去にそうするといっておきながらやってこなかったからその付けが回ってきているだけでしょ?)
そのような前提が確保できるなら、まだまだ石油が高値を推移していきそうな状況の中で一時的に「ガソリン代」だけが下がっても、一時しのぎでしかないのならばむしろ耐性をつけていたほうがいいのかもしれないし。

でも、道路を作り続けたいのに、山や森を切り開き開発を続けたいのに取ってつけたような「環境問題」を突然持ち出したりしたって説得力無いと思う。
ガソリン代を下げたって、それはガソリン使用量が「維持」されることは有ってもそれでも高いガソリンを誰も以前にも増して使いたいなんて思わないでしょう。
多分、私達庶民はただでさえ生活が厳しいのだから節約し続けるよ。
あれもこれもと法案を通す理由にできるものならなんでもそろえればいいというもんじゃない。
それも、焦点がぼけて議論にならない理由の一つではないのか?


そんなことよりもなによりも、先に書いた
「他の税金との兼ね合いがバランスが取れていて、透明性が高く、運用に無駄が無ければ」
と言う「前提」が現与党の元で成り立つとはどうしても思えないんだよな。

現に、与党はこれまで「暫定」を放置し続けてきた。
道路があれば地方が活性化するというが、計画時点で提出された効果の「試算」がまるで結果とかけ離れているものも少なからずあり、「少ない負担」につられて「便利」を手に入れても、その「少ない負担」の金額はけして小さくなく、試算のように出るべき効果も出ないために回収して歳入に当てることもできず、地方の財政を圧迫したりしている。
それなのに前提の間違いが明らかになりはじめても、野党から指摘されなければ自ら検証しようなんてことは考えもしてこなかったし、その教訓を生かそうなんて思いもしないのだから。
検証能力、合理的センスがまるで感じられない。

これは年金問題でも同じだったはず。
あらゆる資料に野党よりもアクセス可能な立場に有りながら、野党に指摘されなければ(されても)気がつかないほど(責任を問われるから気がついても見ないようにしているのかもしれないけど)機能不全に陥っている。
他党の「政権担当能力」なんて云々している場合ではない。

それに、現在進行形で過去に絞り込んだはずの「必要な道路」を再びその「必要な」を取り払って全てを作ろうとする動きもあるとも聞く。

そのような現状のさなかに、「今以降、ちゃんとやります」といわれたって、そんな空手形を信頼しろと言うほうが無理だ。

本当は信頼したい。
でも、そこまでお人よしにはなれない。

本当にあるかどうか分からないけれども、気がついても気がつかないフリをして見ないようにしてしまう与党には「見えない」財源が、野党には「見える」としてもまったく不思議だとも思えないんだよね。


ついでに。
民主党の造反議員のこと。
比例代表というところは確かに引っかかるけど、基本的には議員なんだから自分の意思で決めればいいんじゃないかと思う。
その代わり、それと同様の理由で、自民党の議員も自民党の法案に反対ならばその意思に従ったほうがいいと思うけど。
党内のごたごたはお互い様で、それは日本や日本を取り巻く世界の実情そのものが多様なんだから仕方が無い事で、政界が再編されたって同じことの繰り返しだと思うよ。(参考:「党の存在意義(2)」)

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