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2004/05/02

掲示板の「ウヨ」「サヨ」論争

5月1日にEUが拡大し、巨大な経済圏ができて世界の勢力図が変わろうというときにイラク関係、人質関係の掲示板では「ウヨ」「サヨ」論争。大丈夫だろうか?
大体いくら市民運動の裏に社民・共産のあったとしても、いまどき誰がそのような政治的思想に傾倒するものがいるというのだろうか。
(そもそも人質を政府・社会が矯正してやろうなどという発想は本来ならば、社会民主的だよね)
いずれにしても冷戦時代の化石で論議してもしょうがないでしょう。
反戦、国防、親米、反米、国際貢献、北朝鮮問題いずれも他国でも議論があるところだと思けど、このような対立軸で議論しているところなどほとんど無いと思うよ。
北朝鮮、中国への警戒というところなのでしょうが2国とももうイデオロギー的には崩壊したり、変質してとてもイデオロギー的な影響力など無いわけだから。
「ウヨ」にしても純粋な憂国の右翼が自衛隊を派遣したからといってもろ手を上げて対米追従路線を歓迎しているとも思えない。
それなのに全ての帰結を「ウヨ」「サヨ」に置き換えようとする一部の投稿は滑稽としか思えません。
戦後、冷戦下長い事、野党は社会(社民)共産が定番だった為政府の反対は社民共産(サヨ)という固定観念ができているようだ。「ウヨ」はまだ化石ではないけれど、「サヨ」発言に触発されまともな国防論議を「ウヨ」として片付けてしまっているのも理性的とは思えない。

イラク戦争そのものを見たときにどこに「サヨ」のようなイデオロギーの入り込む余地があるのだろうか。
最も関係ありそうな北朝鮮の脅威にしても、いまや北朝鮮がイデオロギー的に共産主義だから脅威なのではなく、独裁主義で世界から孤立していてなにをするかわからないから脅威なのではないか?
人質問題にしてもそう、人質問題を共産社民が利用しただけでイデオロギーなど関係ない。
社民共産が支援したからといって市民運動や反戦運動そのものをイデオロギーを背景にした反動的な運動だなどと帰結したら世界の先進国はあきれるでしょう。
人道援助、市民運動、反戦運動、国際貢献、ボランティアなどは皆欧米思想の基本的な部分ででつながっているのです。
「ウヨ」も「サヨ」もイラク問題、人質事件、北朝鮮においては本質ではないのです。
せいぜいイデオロギー抜きの「サハ」「ウハ」程度にしてほしいものだ。
今の世界の対立軸は 民族、宗教、経済。
いつまでも大事に55年体制的発想を持ちつづけても世界から孤立するだけです。
イデオロギーの対立軸などは早めにごみ箱に捨てましょう。 

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